散歩中考えていたこと

流星群が来ているというからわざわざ外に出たのに、星なんかひとつも見えない。
ただの深夜徘徊になってしまった。

ある種の人々にとって忙しさというものは救いなんだろう。
おれは金さえあればいくらでも暇でいいが、そうでない人の方があるいは多いのかもしれない。

警戒しているねこにはゆっくりとまばたきしながら近づくといいとツイッターで見たが、目をつぶっている間にどこかへ行ってしまった。

茶太郎は元気にしているだろうか。
前に住んでいた町でよくねこを見かけた公園やたまにトイレットペーパーを買いに行っていたドラッグストアなど、行こうと思えば別に行けるけど行く理由もないのでたぶん二度と行かない些末な場所について時々思い出しては少しセンチメンタルな気分になる。

学校を見つけるとなぜか毎回右に曲がってしまう。
意識的に左に曲がろう。

ずいぶん歩いた気がしたけど、まだ同じ丁目だ。
結局のところ人はどこにも行けないのかもしれない。
いや、行けるな。